2023年春夏
ブリンクマンの連載エッセイ
モンキーダンス横丁 〜 十二歳のオランダ少年が体験した“飢餓の冬”(ハンス・ブリンクマン著/溝口広美訳)
第二次世界大戦中、ドイツに占領されたオランダはさまざまな困難に直面した。特に1944年から45年にかけての冬に起きた食糧難は多数の餓死者を出し、オランダでは「飢餓の冬」と呼ばれ、いまだに語り継がれている。
ブリンクマンも自分の体験記を綴り、英語で書いたものは小冊子にまとめ、オランダ語のテクストは、戦争体験を語り継ぐオランダの民間団体Stichting Oorlogsverhalenのサイトで無料公開しており、誰もが自由に閲覧できる。
このたび、溝口広美による邦訳が、前編を「あとらすNo.47」(2023年1月25日発行)、後編を「あとらすNo.48」(2023年7月25日発行)に掲載された。
購読希望者は西田書店へご連絡ください。
総合文芸誌 あとらす 47号・48号 (定価1、000円+税)
電話 03—3261—4509
ファックス 03—3262—4643
nishi-da@f6.dion.ne.jp
英語による小冊子The Monkey Dance - Chronicle of a 12-year old Dutch boy in the Winter of Starvation, 1944/1945 のご注文はinfo+habri.jp(+を@に変更)にて受け付けております。書籍代金700円と別に送料がかかりますこと、ご了承ください。
(新刊)
The Nature of Kyoto: Writers in Kyoto Anthology 5
第6回京都ライティングコンペティション文学賞を受賞したブリンクマンのエッセイRestaurant Boer(詳細はバックナンバー2021年6月をご覧ください)を含む30人のライターたちの作品集。